事業内容ABOUT

列車走行の安全性を守るために…

わたしたち静軌建設が行っている保守工事とは、鉄道の安全、快適な乗り心地を確保するために、線路のメンテナンスを行う重要な業務です。
列車走行の安全を維持するという使命感、また、無事故、無災害で工事を完遂するという強い責任感を念頭におき、日々の工事に従事しています。

こんな工事・作業を行っています。

線路保守工事

保守工事とは、鉄道の安全、快適な乗り心地を確保するために、線路のメンテナンスを行う重要な業務です。
日々のメンテナンス業務により、鉄道の安全、快適な乗り心地を確保しています。

新設工事

新設工事とは、新たに線路を築き上げる工事です。2020年3月に開業した御厨駅は我々の会社も工事に携わっています。
総勢120人規模での工事従事、日頃から培ってきた技術力を発揮し、無労災、無災害で工事を完遂し、御厨駅開業を迎えたことは我々の誇りです。
日々の保守工事で高い技術力を研鑽し、新設工事の際により良い線路を提供する線路工事のプロフェッショナル集団です。

東海道新幹線PCマクラギ更換工事

新幹線脱線逸脱防止対策工事に伴い、旧マクラギを撤去し、脱線防止ガードを取り付けるための新しいマクラギに更換する工事を施工中です。レール上を走行できるバックホウを使用し、一夜あたり40本〜50本のマクラギを更換しています。昨年度(令和1年度)は4,792本のマクラギを更換しました。

分岐器全更換

一つの線路から他の線路に分かれることを“分岐”といい、この為に設けられた装置を「分岐器」といいます。
分岐器は、列車の進入経路を決める大事な役割を担っている箇所です。
摩耗や変形といった劣化した分岐器を新品に取替え、安全に列車を走行させる重要な工事です。分岐器は複雑な構造となっているため、高い技術力が求められます。
経年劣化により傷んだ分岐器の更換作業を行い、鉄道の安全を確保しています。

道床取替

道床取替とは、旧道床バラストを撤去し、新道床バラストに取替える工事です。
列車が走行し、道床バラストに荷重が加わることでバラストが細粒化していき、線路状態が悪くなっていきます。そのため細粒化したバラストを修正し、鉄道の安全、快適な乗り心地を確保しています。

技術の研鑽・維持継承

列車の安全走行を守るプロフェッショナルとしての技術を研鑽・継承していくために、社員、作業員が実際に保線作業の技術を習得する訓練線での研修を行っています。
新規者への教育、オペレーターの技術向上に努めるとともに、線路を保守するためのノウハウを教育しています。

橋梁下クリーン作戦

環境保全の取り組みとして、JR東海、名工建設とともに橋梁下の清掃を実施しています。